日本初戦の舞台サランスク、「時代遅れの村」が変身 「ワールドカップのおかげ」


サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会が6月14日(日本時間15日午前0時)、開幕する。11の開催都市のうち、最も小さな町サランスク。日本が初戦を迎える人口約30万人のこの町が、W杯開催を機に爆発的な成長を狙っている。
 ロシア西部に位置するサランスク。多民族国家のロシアには22の共和国があり、ここはモルドビア共和国の首都でもある。看板にはロシア語と並び、現地語の表記がある。
 人口約30万人は、福島市や東京都豊島区ほどの規模。W杯開催が決まると、ロシア国内では「なぜ時代遅れの村で?」と報道された。町にはホテルも少なく、日本代表の応援に訪れるファンの多くは、宿泊先を確保するのに苦労した。
 そんな町が、いま大きく変わり始めている。丸みを帯びたオレンジ色のスタジアム「モルドビア・アリーナ」は今年完成したばかり。「かつて、ここは沼地でした。何もなかったんです」と共和国の広報担当、ロジオン・ムルタジンさんは言う。
 その風景は様変わりした。スタジアムの周辺には10階建て以上のマンションが林立。学校、公園、ショッピングセンター……。真新しい施設が並ぶ。

4 days ago